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OUR STORY

LE GAYOの想い

私たちは「Coffee for better world」という理念を掲げてLE GAYOを作りました。「幻のコーヒー」と呼ばれた希少で高品質なガヨアラビカコーヒーを皆様にお届けしたい想いは勿論なのですが、LE GAYOがとても大切している想いがあります。それは「コーヒーを通して、世界の幸せの総量を増やすこと」です。コーヒーは皆様へ届くまでに、生産者の方たちの地道な努力によって成り立っています。ただ悲しいことに、世の中には不当な取引で売買されているコーヒーが多く存在しており、生産者の生活を圧迫している事実があります。我々は生産地で新たな雇用を生むことや正当な値段で取引することで不均衡が生まれないようにし、LE GAYOに関わる全ての人々の調和を重んじ、幸せの総量を増やすことに努力しています。そんな商品の裏側にあるストーリーや生産者の顔をしっかりと皆様に伝えることで、LE GAYOの理念に共感してもらえれば幸いです。おいしいコーヒーで皆様も幸せ、生産者も幸せ、そんな世界が作れたら良いと思っています。

 

OUR FOUNDER

LE GAYOの創業者であるFAHMIは元々石油・ガス田の埋蔵量を算出する地質学者で世界を飛び回っていました。コーヒー業界は全く異業種のチャレンジでしたが、良質なコーヒーが採れるアチェ州に縁があり、最高峰のガヨアラビカコーヒーにLE GAYOの想いを乗せて、世界へ広めたい、そんな純粋なパッションからLE GAYOが始まっています。

一方で、コーヒーの精製過程では非常に繊細かつ根気がいる作業が伴います。地質学者としてのキャリアで培ったFAHMIの精密な分析力や勤勉さがLE GAYOの品質を支える大きな柱となっています。

 

GAYO HIGHLAND

LE GAYOのコーヒーはインドネシア・スマトラ島の最北部にあるアチェ州の「ガヨ高地」にて栽培されたコーヒーを100%使用しています。提携した零細農家によって栽培・厳選されたコーヒー豆を丁寧に精製しています。

「ガヨ高地」は古くから良質なコーヒーが採れることで知られていましたが、イスラム教の戒律が厳しく排他的な土地柄だったので、観光客は勿論、同じインドネシアの近隣地区との付き合いも殆ど無かった歴史があります。生産量も輸送手段も限定的で、栽培地が奥地だったため、長い間その存在を知られることはなく、 ガヨで栽培されたコーヒーが「幻のコーヒー」と言われた所以です。

インドネシアは東南アジアの赤道直下の島国ですが、島全体の高度が高く、北回帰線・南回帰線に囲まれた島で、気候的にコーヒーの生産にも非常に適しています。 その中でも「ガヨ高地」は火山灰を多く含んだ大地の恵みを存分に吸収できる土壌。熱帯雨林気候でありながら、高地で気温の寒暖差が大きく、コーヒー栽培においてベストなロケーションとなっています。

GAYO ARABICA Coffee

ガヨ・アラビカはEUからProtected Geographical Indications(PGI)の認証を取得している唯一のインドネシアコーヒーです。PGIとは地理的表示のことで、地域ブランドの保護の枠組みとして国際的に広く認知されており、生産地と商品が密接に結びついた真正な地理的表示産品であることを証するものです。日本で言うと、「神戸ビーフ」や「越前蟹」などが地理的表示認証商品となります。 LE GAYOのコーヒーはそんなガヨ・アラビカを100%使用しており、欧州、米国、中東、アジアのお客様から高い評価を受けています。

INTERNATIONAL SCORING & SUPPORT 

製品開発にあたっては、「Qグレーダー」のカッピング評価のみならず、様々な国の方の一般消費者も対象に実施したカッピング評価も取り入れながら商品開発を行いました。その結果、国際的に評価頂ける素晴らしいスペシャルティコーヒーが完成しています。欧州、米国、中東など国際的にも評価されており、中東のクウェートでは王族にLE GAYOのコーヒーが振る舞われています。


PRODUCT QUALITY & CONTROL

LE GAYO COFFEEはまるでフルーツを食べているかのような、強い果実味を存分に味わえるコーヒーです。契約農家がハンドピックで、完熟した真っ赤なコーヒーチェリーのみを選別しています。ここで未熟なチェリーが混ざってしまうと、本来の味が損なわれてしまいます。 とても根気がいる作業ですが、最も大事な工程です。

SINGLE ORIGIN COFFEE 100%

インドネシア・スマトラ島の最北部である「ガヨ高地」にて栽培されたガヨ・アラビカ豆を100%使用。 ガヨ・アラビカはコーヒー輸出国第四位(2021年時点)におけるインドネシアの中で最高峰の豆として位置づけであり、有名なパナマ産、エチオピア産、コロンビア産等の品質の高いコーヒーと同等クラスと評価されています。

全日本コーヒー協会の調査によると2021年の日本全体のコーヒー生豆輸入量は約400,000トン。LE GAYO COFFEEの輸入量はわずか1〜2トン程度となっており、大変希少なコーヒーです。

LE GAYO COFFEEではプロセシング(精製方式)において以下の4種類を採用しています。

一つ目がワインプロセス(Natural Winey)。コーヒーチェリーを果肉が付いた状態で乾燥させる精製方法です。LE GAYOの厳格な品質管理のもと独自の発酵工程を加えており、コーヒーを超えた、フルボトルの赤ワインの様な芳香でフルーティーな仕上がりとなります。

二つ目がハニープロセス(Red Honey)。コーヒーチェリーの外皮、果肉、内果肉(パーチメント)を取り除いた後、豆の表面に残る粘着物(ミューシレージ)を残したまま完全乾燥させる精製方式です。水分が蒸発するにつれて、豆の表面が初蜜で包まれたようになり、コーヒーに甘味と果実味の華やかさを加えます。

三つ目がフリーウォッシュド(Fullywashed)。完熟のコーヒーチェリーの外皮、果肉、内果肉(パーチメント)、ミューシレージを全て取り除いた後に乾燥させる精製方式です。コーヒー豆本来の味が引き出され、青空のようなクリアな味に仕上がります。

四つ目がセミウォッシュド(Semiwashed)。別名スマトラ式精製方式と呼ばれ、コーヒーチェリーの外皮、果肉、内果肉(パーチメント)を取り除いた後、豆の表面に残る粘着物(ミューシレージ)をやや残し、半乾燥させ、脱穀し、再度乾燥させる精製方式です。ハニープロセスに近い精製方式ですが、ミューシレージを残し具合や乾燥させる時間も異なり、ハニープロセスとフリーウォッシュドの中間の風味に仕上がります。


OFFICIAL PARTNER

星のれん合同会社

1846年から新潟県長岡市摂田屋で醤油・味噌醸造業を営んでいる株式会社星野本店/星のれん合同会社を日本のオフィシャルパートナーとしています。点と点で繋がった偶然に出会いから同社との関係が始まりました。170年間以上、調和を重んじて経営を続けてきた老舗企業の理念とLE GAYOの理念が共鳴して、本事業がスタートしました。 

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